正直に言います。
俺、つい最近までマッチングアプリで20代の子ばっかり狙ってました。
年齢設定は20〜32歳。毎月3,000円以上課金して、プレミアムオプションもつけて、いいねは若い子に集中砲火。
返ってこない。既読スルー。そもそも開封すらされてない。
それでもやめられなかった。
なぜか?たまに、本当にたまに、「年上好き」の若い子とマッチングできてしまうからだ。
なぜ40代おっさんは「若い子」に執着してしまうのか
「まだイケる」という謎の自信の正体
いや、わかってるんだよ。冷静に考えたら40代のおっさんが20代の子を狙うのは無理があるって。
でもさ、会社の後輩の女の子に「たくやさんって若く見えますよね」って言われたり、行きつけの居酒屋の店員さんがニコニコ対応してくれたりすると、なんか勘違いしちゃうんだよな。

いや、俺まだイケるんじゃね?
あとは20代の頃にそこそこモテた経験がある人ほど危ない。あの頃の自分のまま止まってるから、鏡を見てもなぜか補正がかかる。
おっさん、自分の顔をよく見てみろ。もう20代じゃないぞ。
SNSやアプリが見せる「幻想」
マッチングアプリって残酷で、おすすめに普通に20代の可愛い子が出てくるんだよ。
「あなたにおすすめ!」とか表示されたら、「お、俺に合うってこと?」って思うじゃん。
違うから。あれはアプリがいいねを送らせるための仕掛けであって、自分に脈があるわけじゃない。
さらにYouTubeやSNSで「20歳差カップル」「年の差婚」みたいなコンテンツを見てしまうと、もう完全に「いけるやん」モードに入る。
ぶっちゃけ「同年代の女性」にときめけない問題
これ、言っちゃうけどさ。
40代の婚活してるおっさんが年下を狙う理由の一つに、正直「同年代の女性にときめかない」っていうのがある。
ひどい話だけど、本音のところではそう思ってる人、多いと思う。
ただ、一つだけ言わせてくれ。
現実を数字で見てみた結果がエグかった
マッチングアプリの年齢別マッチング率の現実
俺の体感値で申し訳ないんだけど、数字を晒す。
40代の俺が20代の女性に100いいね送った結果。
- いいね返し:3件
- うち業者っぽい人:2件
- まともにやり取りできた人:1件
- 実際に会えた人:0件
マッチング率3%、実質1%、成果ゼロ。これが現実。
同じ100いいねを30代後半〜40代の女性に送ったらどうなるかは、後で話す。先にもっとエグい現実を見てくれ。
20代女性から見た「40代のおっさん」のポジション
残酷なことを言うけど、20代の女性にとって40代の男って「お父さんと同い年」なんだよ。
いくら自分では「若く見える」と思っていても、プロフィールに「42歳」って書いてある時点で、22歳の女の子からしたら「お父さんより2つ上じゃん…」ってなってる。
もちろん年収が1,000万を超えてるとか、見た目が本当に30代前半に見えるとか、そういう飛び抜けたスペックがあれば話は別かもしれない。
でも、普通のアラフォーリーマンがそこで勝負するのは、素手で格闘技のリングに上がるようなもんだ。
俺が3ヶ月で使った金額を公開する
20代狙いに執着してた3ヶ月間の出費を計算してみた。
- アプリ月額料金(プレミアム):約4,000円 × 3ヶ月 = 12,000円
- いいね追加購入:約3,000円 × 3ヶ月 = 9,000円
- ブースト機能:約2,000円 × 2回 = 4,000円
- プロフ写真撮影(マッチングフォト):8,000円
合計:約33,000円
で、結果は?
ゼロ。
33,000円あったら、ちょっといい温泉旅行に行けたな。いや、そんな話をしたいんじゃない。
この33,000円と3ヶ月という時間を、俺は「可能性がほぼゼロの勝負」に突っ込んでたってことだ。
たまに「若い子と会える」のが一番タチの悪い罠
1000人に1人、奇跡みたいにマッチングする子が現れる
ここまで読んで、「いや、俺はたまに若い子と会えてるし」って思ったおっさん、いるだろ。
わかる。俺もそうだった。
1000人に1人くらいの確率で、ちゃんとやり取りできる子が現れるんだよ。
いいねが返ってきて、メッセージも続いて、スタンプも送ってくれて、話が盛り上がる。
この瞬間、脳内でドーパミンがドバドバ出る。
「やっぱり俺イケるじゃん」「諦めなくてよかった」って、根拠のない自信が一気に復活する。
LINE交換できた日なんか、もう彼女できた気分で風呂入ってたからな。
俺の場合、それが「21歳の年上好きの子」だった
忘れもしない。あの子のプロフィールにはこう書いてあった。
「年上の人が好きです。ひとまわり上くらいが理想です」

ひとまわり上って……俺じゃん!!
実際にいいねを送ったら、マッチングした。メッセージのやり取りも弾む。向こうからも質問してくれる。
相手は21歳。可愛い。年上好き。しかも本物。業者でもサクラでもない。
「ほら見ろ。やっぱり年上好きな子は実在するんだよ。俺の戦略は間違ってなかった」
本気でそう思った。
この「実在する希望」がパチンコと同じ仕組み
冷静になって考えてほしい。
毎回ハズレなら、誰だってやめられる。
たまに当たるから、やめられないんだよ。
しかもタチが悪いのは、相手が業者でもサクラでもなく「本物の年上好きの21歳の子」だってこと。
本物だから余計に「やっぱりチャンスはある」って思えてしまう。
でもな、一つだけ聞いてくれ。
年上好きの21歳の子は確かに実在する。でも、40代のおっさん全員を救えるほどの人数はいない。
しかも「年上好き」って、別に「40代好き」って意味じゃないからな。
30代前半のイケメンも彼女たちにとっては「年上」なんだよ。
そこでも競争が発生してる。俺たちが思ってるほど、有利なポジションにはいない。
冷静に「その先」を計算してみてほしい
仮に1000人に1人の確率で会えるとして。
そこまでに送ったいいねの数、費やした時間、課金した金額。全部合わせたら相当なコストだ。
で、「会えた」と「うまくいった」は全然違う話だからな。
その21歳の年上好きの子と、2回目のデートに行けた確率は? 付き合えた確率は?
…考えたくないけど、考えてくれ。
俺の場合、あの21歳の子とは結局LINE交換まではいったけど、会う前にフェードアウトされた。
理由はわからない。たぶん、もっと条件のいい「年上」が現れたんだろう。
でも、あの子とマッチングできた経験が”毒”になった。
「また同じような子が現れるかもしれない」と思って、年齢設定を変えられなかった。
そこからさらに半年、同じことを繰り返した。
あの1回のマッチングがなければ、もっと早く目が覚めてたと思う。

大当たりの記憶だけでパチンコを打ち続ける人と、完全に同じだった。トータルの収支は絶対に見ないようにしてた。
執着を捨てた”きっかけ”は意外なところにあった
ある飲み会で同世代の女性と話して気づいたこと
転機は、会社の飲み会だった。
たまたま隣に座った同い年くらいの女性(他部署の人)と話すことになったんだけど、最初は正直「ないな」って思ってた。
ひどい話だけど本音だ。ところが、話し始めたらめちゃくちゃ楽しかった。
昔流行ったドラマの話で盛り上がり、最近ハマってるNetflixの話で意気投合し、健康診断の数値がヤバかった話で爆笑した。
何が違うかって、気を遣わなくていいんだよ。
20代の子とやり取りしてる時って、無意識にめちゃくちゃ気を遣ってた。
話題選び、テンション、言葉遣い、既読つけるタイミング。全部「嫌われないように」って計算してた。
同年代の女性との会話には、その疲労感が一切なかった。
後輩に言われた一言が刺さった
決定打は、30代前半の後輩に飲みの席で言われた一言だった。

たくやさんさ、なんでわざわざ勝てない土俵で戦ってるんすか? たくやさんのスペックなら、同年代で全然いい人見つかると思うんすけど。
酔った勢いだったんだと思う。でも、こいつは本気の目をしてた。
悔しかった。でも、反論できなかった。
だって実際、勝ててないからな。
年齢フィルターを広げたら世界が変わった話
アプリの検索条件を「35〜45歳」に変えた瞬間に起きたこと
後輩に言われた翌日、二日酔いの頭でアプリの年齢設定を変えた。
「20〜32歳」→「35〜45歳」。
正直、最初は「負けた気分」だった。
でもな、いいねを送り始めたら世界が変わった。
いや、マジで何だったんだ、あの半年間は。
同年代の女性と会ってわかったこと
実際に同年代の女性と何人か会ってみて、衝撃を受けた。
会話が、楽しい。
若い子と会ってた時は(数少ない経験だけど)、常に「盛り上げなきゃ」「カッコつけなきゃ」ってプレッシャーがあった。
話題に困ったらおしまいだと思ってた。
同年代の女性は違った。共通の話題がありすぎるくらいあった。
小さい頃に見てたテレビ、学生時代の音楽、仕事の悩み、親の介護の心配。
「あー、わかる!」が自然に出てくる。
しかも相手も「完璧な王子様」を求めてない。お互いに「まあ、この歳だしね」っていう空気感がある。
このリラックスした感じ、20代を追いかけてた時には絶対になかった。
見た目じゃなくて「空気感」で選ぶようになった
年齢フィルターを変えてしばらく経った頃、自分の中で明らかに変化があった。
プロフィール写真を見る時に、前は「可愛いかどうか」しか見てなかった。
今は「この人と飯食ったら楽しそうかな」って考えるようになった。
「一緒にいて疲れない人」の価値に、ようやく気づいた。
思い返すと、あの21歳の子とやり取りしてた時も、楽しかったけどどこかで無理してた。
背伸びして、若者の話題についていこうとして、テンション高めのメッセージを送って。

あれは「恋愛」というより「面接」だったな、と今では思う。
40代おっさんの”本当の戦い方”はこれだった
「スペック勝負」をやめて「人間力」で戦う
20代を狙ってた頃は、年収や見た目をどう盛るかばっかり考えてた。
でも同年代の婚活市場では、そこじゃないんだよな。
清潔感、聞く力、安心感。
この3つが揃ってるおっさんは、同年代の女性から見たらかなり貴重な存在らしい。逆に言うと、この3つすらできてないおっさんが多いから、ちゃんとやるだけで差がつく。
あと、同年代の女性は人を見る目が鋭い。20代の子なら通用したかもしれない小手先のテクニックは、秒でバレる。
誠実にいくしかない。 でも、それが一番楽だったりする。
プロフィールを「等身大」に書き直す
20代狙いの頃の俺のプロフィール:
書き直した後のプロフィール:
こっちの方がマッチング率上がった。同年代の女性には、背伸びしてない感じの方が刺さるんだよな。
「あ、この人なんか親近感あるな」って思ってもらえるかどうかが勝負。
デートは「映え」より「居心地」を優先する
20代の子を意識してた頃は、おしゃれなイタリアンとか夜景の見えるバーとか、そういう店を必死に探してた。
同年代の女性とのデートは、気楽な居酒屋で全然いい。 むしろその方がいい。
お互いにビール頼んで、つまみ頼んで、仕事の愚痴言い合って笑ってる方が、よっぽど「2回目」に繋がる。
実際、俺が今いい感じになってる人との初デートは、駅前のチェーンの居酒屋だった。会計は二人で5,000円くらい。
でもめちゃくちゃ楽しかったし、帰りに「また行きましょう」って自然に言えた。
焦りを捨てる。でも行動は止めない
40代の婚活で一番の敵は、焦りだと思う。
「今月中に彼女作る!」「年内に結婚する!」みたいな焦りは、全部裏目に出る。
焦ってる人って、相手から見たらすぐわかるんだよな。ガツガツしてるというか、余裕がないというか。
かといって「もういいや」って諦めるのも違う。
まとめ:高望みを捨てるのは「妥協」じゃない
最後に、これだけは言いたい。
年齢フィルターを広げることは「妥協」じゃない。「戦略変更」だ。
21歳の年上好きの子を追いかけてた頃の自分に会えるなら、こう言いたい。
「あの子は本物だった。年上好きの可愛い子は確かに実在した。でも俺、あの子を理由にして現実から逃げてただろ。1回のマッチングを言い訳にして、本当に向き合うべき相手を見ないようにしてただろ」
パチンコと同じだったんだよ。たまの大当たりの記憶だけで、トータルの負けから目を逸らしてた。
今の俺は、勝てる土俵で、等身大の自分で戦ってる。
正直、めちゃくちゃ楽だ。そして、楽な方がうまくいく。
同じ沼にハマってるおっさん、一緒に目を覚まそうぜ。 アプリの年齢設定を変えるのに、5秒もかからないから。
その5秒が、あなたの婚活を変えるかもしれない。
